2008年4月25日金曜日

今まで知らなかった世界 その1

とある友人がこれを貸してくれました。


アメフトのハーフタイムショーで、ラッパ持った人とか太鼓の人が行進しながら演奏してるのを見かけたことがないでしょうか。あれをやってるマーチングバンドの最高峰にある大会(DCI Final)の記録です。

ともかく百数十人の人間が、文字通り一糸乱れぬ動きをします。それも単純なものじゃなくて、コンピューターグラフィックのように、バラバラだった点が動きと共にある図形となりまた思いもつかないような形へと変化していく、といった感じのものです。それを
演奏しながら踊りながらやっているのです。
演奏の方も半端ではなく、打楽器はともかくテクニカルなプログレみたいなアレンジを
ビシバシ決めていきます。管楽器はパワフル、ハイ・トーン炸裂です。もちろん行進
しながらです。
そうして、全体はあるテーマを持ち、十数分のショーとして作られているのです。
(音楽は、ジャンルでいうとクラシック、ジャズ、なんでもありです)

これを見て思うのは、素晴らしいのは勿論だけど、この人達はどのくらいこれを練習したのだろう、ということですね。そーとー練習しないとこんなことは出来ないよ!
それもかなりの人数でぴったり合わせなきゃいけないわけだから、みんな出来ないと、
全員頑張れないとこんなには出来ないでしょう。
ものすごいエネルギーだなあー。

ちょこっと調べたところ、この大会に参加できるのは21歳までで、オーディションの後、各チーム、バスツアーしてアメフトの試合に出演。そしていくつかコンテストに
出場し、得点上位チームの頂点を決める最後の大会がこのDVDらしいです。
なんだかMBLで甲子園でリオのカーニバルみたいな世界??

とはいえ、基本には青少年教育ということがあるようです。ジャズ方面では、スティーブ・ガットやメーナード・ファーガソンらがこの世界からでた代表的な人なんだそうです。
米国の層の厚さを感じさせる世界でした。

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